【チヌの紀州釣り】永易さんの講習会

講習会編

9月11日 紀州釣り講習会

永易流紀州釣りの第一人者、永易啓裕さんの紀州釣り講習会にさせてもらって来ました!

一応阪大釣り部のための講習会ということなんですが、無理をいって参加させてもらいました。

なのに当日、寝坊で遅刻www

到着すると永易さんはもう着いておられました。

「本物や・・・。」

緊張し過ぎてろくに挨拶もできず、乗船して、いざ、一文字へ。

そして講習会スタート。

まずはダンゴ作りから仕掛けの作り方まで。

「今までDVDで見てたのが、目の前で行われてる!!」っていう感動に浸ってました。

で、一つ気づいたのが、ダンゴの大きさ。

前々から小さいとは言われていたんですが、永易さんのダンゴと比べると、確かに自分のは小さい。

そしていよいよ実釣。

と、その前にここで緊張がほぐれたので、挨拶をさせていただき、永易流についての質問をさせて頂きました。

メモを持っていってたんですが、ボールペンのインクが出ないというトラブルが発生したために、
自分の記憶を頼りに書き、また、永易さんがお話しされたことの僕の解釈なので、間違っていたらすみません。

Q なぜ(基本的に)ダンゴを持たすべき高活性時は、握りにくいパサで低活性時はしっとりなのか?(これが一番聞きたかった質問)

A 高活性時はチヌは濁りを好み、その濁りで食い気を上げる必要がある。だから拡散範囲の広いパサを打つ。逆に冬は濁りを嫌うため、拡散範囲の狭いダンゴを打ち、濁りをあまり出さないようにする。

Q 低活性時に集魚力の高いダンゴを打って、魚はボケないのか?

A 冬は一日に寄ってくるチヌの量はせいぜい、数匹。そいつらを確実に拾うためには、高集魚で足止めして拾う必要がある。

Q 「魚がボケる」とは?

A 基本的には2種類ある。1つは高集魚の早割ダンゴで釣りをしている時。
もう1つは、ふつうのダンゴを入れすぎた時。この2つで魚の食い気が無くなってしまうこと。特に後者の場合は小さめのちょいネバを投入することで修正できることがよくある。

Q オキアミは取られるが、コーンは取られないときはどうするのか?

A オキアミで通して、コーンでたまに様子見をする。

Q 永易ウキの基本的な使い分けは?

A 竿二本までであまり流れのないところ→SS、S
竿二本以上→M
Lはあまり使わない。

Q エサの持ちの順は?

A 取られやすい順に、オキアミ→ボケ→コーン→サナギ、固いネリエ(くわせ練りエサなど)

Q サバのかわし方は?

A サバ、アジは締めでかわすことができる。きちっと締めて底でサシエが安定していれば、かわせる。

Q 永易流紀州釣りとは?

A 「パサパサのダンゴを締める」が永易流紀州釣りだと思われているが、いつもパサパサを締めて釣りをしているわけではない。公式HPに載っている考え方が基本である。

とのことでした。(実際はこんな箇条書きみたいな言い方ではなく、もっと親切に教えてくださいましたよ)

こんな感じで色々質問責めにしてしまいました。

しかし永易さんはどの質問にも丁寧に答えてくださりました。

そしていざ、実釣。

実釣編に続く。

 

実釣編

今回はマルキューさんから紀州マッハ攻め深場とチヌパワーを支給して頂いたので、それでダンゴを作りました。

 

初めは内向きで開始したんですが、どうもオキアミが取られないので、フグ地獄と噂の外向きへ。

 

開始数投目からダンゴアタリが出だして、オキアミでまず一枚。

 

そこから、型のいいのを狙おうと、コーンで続けているとこの日最大の35センチがヒット。

 

そこからはコーン瞬殺の活性へ。

 

しばらくしてダンゴアタリも出なくなり、コーンも残ってきたので、「これはやっちゃったかな?(ボケた)」と思い、先ほど永易さんに教わったようにちょいネバで小さめのダンゴを打つと一発。(スゲー)

 

そこからは潮が速くなり、フグ地獄へ突入。

 

結局3枚しかよう釣りませんでした。

 

永易さんは僕らに指導してくださりながら、3連発を含めて5枚(しかも良型)

流石です。

 

それから沖へ場所移動。

 

こっちは全然駄目でした。

 

オキアミ丸残りがずっと続いていて、周りのみなさんも同じような感じでした。

 

あまりにも釣れなさそうなので、早めに片付けて、永易さんのところでダベらしてもらっていました。(笑)

 

永易ウキはやっぱり永易さんが1本1本、浮力調整されてるそうです。

 

それと永易ウキは使い終わったら真水で洗わないと浮力が落ちるそうです(笑)(ウソですよ)

 

というわけで終了ー。

 

これ、王座の日もこんなんやったらヤバいなぁ・・・。

 

阪大釣り部のみなさん、マルキュー大阪支店のYさん、ピーちゃん、Iさん、フリーダムのみなさん、お疲れさまでした。

 

最後になりましたが、ダンゴ材を提供して頂いたマルキューさん、講習会を企画してくださったかもやさん、そしてご指導くださり、寝ウキまでくださった永易さん、ありがとうございました。

 

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