紀州釣りのタックル公開!! 私の紀州釣り!

はじめに

僕は結構人の釣行記を読みます。

よく読ませてもらっている人の釣行記はすごく面白いんですが、なぜ面白いのかというと、事細かにその人の考えが書かれているからです。

自分は紀州釣りの醍醐味は、

自分の理屈が通じた瞬間 = 自分が思ったように釣れた = パターンにハメた時

と思っています。 だから色んな人十人十色の「紀州釣り理屈」を聞くのが好きですし、自分自身、話すのも好きです。笑
そして心の中では「自分の紀州釣り理屈が一番正しい」と思っていたりもします 笑

紀州釣り好きの方は多かれ少なかれ、こんな感じの魅力を感じられているんじゃないかなーと思っています。(間違っていたらごめんなさい)

だから釣り仲間と釣行の行き帰りや釣り中に話す、「紀州釣り理屈ディスカッション」が結構好きだったりします。

その日一番釣った人の紀州釣り理屈が一番正しくて、ドヤ顔が出来ます 笑

それで釣友にドヤ顔された時には、また一つ、新しい勉強になるわけです。

話を釣行記に戻しますが、最近の自分の釣行記は自分の考えが少なくて、読んでて面白いのかなーって思いました。

でも休みがあれば釣りに行きたい派なので、ゆっくり釣行記を書く暇がないというのが現状です。

でも、今日はわりかし暇なんで、自分の基本的なタックルや考えをまとめてみようと思いました。

というわけで今回は僕の紀州釣り理屈をドヤ顔でご紹介したいと思います(笑)

 

タックル

まずタックル。

なんでもいいです。 笑
強いて言うなら、深場や磯は固め(魚を確実に取りたい、アワセをしっかりかけたい)、浅場は柔らかい目(釣り味を楽しみたい)で自分はやってます。
なので、竿2本以上の水深や磯では、黒斬T、エリネスの1.5、波止場ではダンプリングSPを基本的に使っています。
リールはレバーブレーキ付きがオススメです。怪物級のやつがかかった時に、ドラグだとしんどいかもです。

ライン
沈むやつ。
テクニシャンとか、「全層フリーダム沈め」 を使ってます。
ラインメンディングを繰り返すのが面倒だからです。


テクニシャン


全層フリーダム沈め

ハリス
なんでもいいです。
個人的にはVハードが好きです。
波止では1.2 磯では1.5、大型狙いは1.75か2号です。

ハリ
なんでもいいです。
個人的には軸が太くて重い、ウルトラ競技チヌの2号が好きです。
大型狙いの時は4号を使います。

 

ダンゴ

自分がこだわるのはここからです。

ダンゴの配合は時期とポイント、もっと言うと、エサ取りの量で変えます。

①エサ取りが少ない時(エサ丸残りでほとんど取られない) 時期で言うと、12~4月。
(単位はcc)
糠4000
砂2000
麦400
サナギ1000~1200
アミエビ800
活きサナギミンチ荒 半分
オカラ200~600(ダンゴの割れによって調整する)

って感じです。
ここで重要なのが砂とサナギで、割れを促進するために、粒子の荒いものを使います。
なので砂は珪砂5号、サナギは粗挽きを使います。

オカラは濁りを出して魚を寄せるのに使います。
このオカラが、のっこみ期には特に大事だと僕は考えています。
オカラを入れると中層から濁りを出してくれるので、浮き気味のチヌが底までダンゴを追ってきてくれるようになると考えています。
前回の広島では、後半のダンゴにはオカラを入れたので、後半の方がよく釣れました。

②エサ取りがそれなりにいる時(オキアミだとまあまあ取られるけどコーンは丸残り) 時期でいうと5~7月、11月
糠4000
砂2000(or 1500)
麦300
サナギ800~1000
アミエビ800
活きサナギミンチ荒 半分(ないときもある)
オカラ0~400(ダンゴの割れによって調整する)

この時期は魚にちょっとずつやる気が出始めているので、ダンゴも少し持たせる配合にします。
砂は硅砂6号なら2000、5号なら1500ぐらいのイメージです。
サナギは粗挽きを使います。
オカラははじめからは入れず、その日のダンゴの割れによって調整します。

③エサ取りがキツイ時(コーンがやられる活性) 時期でいうと8~10月

糠4000
砂2000
麦200
サナギ400~600
アミエビ200~400

この時期は基本的にダンゴを持たせる配合にします。
だから硅砂は6号、サナギも細挽きです。
エサ取りの活性が落ちてきたら、オカラではなく、パサパサダンゴを打って魚を寄せます。

ダンゴに関しては下記で混ぜ方まで詳細にまとめています。よかったらご覧ください!

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ウキ

僕のウキに対する考え方は基本的に浅場は低浮力、深場は高浮力です。
というのも、浅場はウキからハリまでの距離が短いので、針先に浮力がかかりやすくなります。なので、できるだけ低浮力のウキを使って、サシエに自分が意図しない動きをさせないようにします。

逆に深場では、低浮力のウキだと、仕掛けに張りを作りにくくなります。このため、ウキをシモらせないために必要以上にウキ下を取ってしまいがちです。
なので、深場では高浮力のウキを使います。

実際に自分が使うウキは

竿1本まで          → 永易ウキSS、S
竿1本から1本半まで   → 永易ウキS
竿1本半から竿2本まで  → 永易ウキM、自作玉棒ウキ
竿2本~2本半        → 自作玉棒ウキ
それ以降           → 寝ウキ

という形になっています。

 

釣り方(タナ)

僕のタナに対する考え方は、浅場はハワセ気味に、深場は寝せ気味に、です。
理由は以下の通りです。

まず浅場。(竿本1と7分くらいまで)
浅場はやはり、ウキの影響をハリが受けやすいと考えます。したがって、サシエに余計な動きを与えないために、タナはハワセ気味にします。
さらに、浅場では浮力が小さめのウキを使っているので、多少ハワセ気味でも、ダンゴの割れやエサ取りの小さなアタリを反映することができると思います。
永易ウキで言えば、ダンゴが割れるタイミングで、浮いたまま斜めになるくらいのタナ。
寝ウキで言えば、ダンゴが割れるタイミングで、ウキの先が海面から浮くか浮かないかくらいのタナで釣りをします。

逆に深場では、浮力の大きなウキを使っているため、タナを詰め気味にしないと、ダンゴの割れ、エサ取りのアタリを認識できません。そして水深があるので、高浮力のウキでタナを詰め気味にしても、サシエサ対してかかる力はかなり軽減されると考えます。
なので、深場では、タナを詰め気味にします。
棒ウキで言うと、ダンゴが割れるタイミングで、ウキが少し沈むタナ。
寝ウキで言うと、ダンゴが割れるタイミングで、ウキがパタパタ寝たり沈んだりしているタナです。

最後にアワセのタイミング。

アワセのタイミングも自分は結構こだわります。

のっこみ以外(というかチヌの活性が高い時)は、基本的に自分はウキが全部入るまで待って、ハリを飲ませて釣ります。

しかしながら、のっこみ期はチヌも活性が低く、なかなかウキを沈める程の活性がありません。
むしろ、浮力を嫌って、エサを放すことが多いです。
なのでのっこみ期は寝ウキが力強く立ったら、アワセます。

結果、のっこみ期は唇にかかって釣れることが多いですが、僕はこれがのっこみ期は正解なのではないかなぁと思っています。

長くなりましたが、こんな感じで釣りしてます 笑

また気が向いたら、加筆修正します。