はじめに
どうも、りじんです。
今回から不定期ですが、紀州釣りの基本について書いていきたいと思います。
第一回目は紀州釣りで使う砂についてです。
ヌカ砂の自作ダンゴだと砂次第で、
その日の釣りが成り立たなくなったり、逆にとてもうまくいったります。
今回はそんな紀州釣りのキモと言える、砂について解説したいと思います。
砂の役割
まず紀州釣りにおける砂の解説です。
紀州釣りにおいての砂の役割は主に下記だと考えています。
①比重(=重さ)を出すため
→紀州釣りは投げる動作がいります。
なので、ポイントまで飛ばせる、ある程度の重さが必要です。
また、海底まで沈むことも必要で、この重さも必要です。
②ダンゴをバラけさせるため
→砂は入れれば入れるほど、ダンゴが割れやすくなります。
なので、ノッコミや冬場ほどダンゴの砂の量を増やして、ダンゴを割れやすくします。
逆に夏場は割れにくくなるように、砂の量を減らします。
オススメの砂ランキング
第4位:釣具店の無料の砂
第4位の砂は釣具屋の砂です。
釣具屋に行くとたまに無料で砂を置いてくれているお店ってありませんか?
そういった砂が第4位です。
釣具屋で手に入るという、手に入りやすさはかなり高いです。
一方、砂の粒度が粒毎に違っていて、ダンゴの割れ(=崩壊)が安定しないのが難点です。
とはいえ不純物は入らないですし、ふるいにかければ粒度は安定しますし、
何より手に入りやすいかつ、無料なのは大きいです。
第3位:川砂
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第3位は川砂です。
川砂は不純物が入っておらず、釣具屋の砂よりも粒子が細かい点がいいです。
また、比重も重めで、ダンゴを重くしたいときには重宝します。
サイズも10キロ程度から売っており、保管場所にも困りません。
※僕がご紹介しているのは送料を安くする関係もあり、18キロですがww
一方で、1位・2位の砂と比べると粒度は荒く、ダンゴのコントロール幅が狭い印象です。
特にダンゴを持たせる(=割れにくくする)ことにおいては、1位や2位の砂の方が優位性があります。
第2位:珪砂6号
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紀州釣りの砂ランキング第2位は珪砂6号です。
珪砂の6号は粒子が細かく、ダンゴとしてはかなり握りやすいものになります。
5:3の比率だと、紀州マッハ攻め深場と同じような使い心地になり、握りやすく、割れにくいダンゴを作れます。
ただ、5:3よりも砂を多くすると、砂が多すぎてダンゴがまとまらなくなります。
そして粒子が細かいのでダンゴを持たすことはできますが、割るのは難しいです。
夏場~秋にかけてはこの砂がオススメかもしれません。
一方で、のっこみの時期にこの砂を使ってダンゴを作ると、まったく割れないダンゴになってしまいます。
第1位:珪砂5号
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紀州釣りの砂ランキング第1位は珪砂5号です。
珪砂の5号は僕がほぼ年中愛用している砂です。
砂の粒の大きさが大きすぎず、小さすぎずです。
2:1の配合でノッコミのエサ取りがいない海でも1分半くらいで割れてくれます。
大阪湾くらいのエサ取りの量であれば、年中5号でもいけるくらいです。
ただ夏場の和歌山や淡路島などのエサ取りが多い海(コーン軸で展開するようなエサ取り量)だと、ダンゴが割れすぎて扱い辛いかもしれません。
まとめ
紀州釣りにおいては、砂は命ともいえる材料です。
僕は昔珪砂の8号を使って、ダンゴがまとまらずに1日を無駄にしたことがあります。
しかも広島遠征でww
ちなみにこちらの記事です↓
はい、魔の二日目です。 朝は昨日と違う場所へ。 外向きは暴風で無理と判断、内向きへ。 しかし朝に2回アタリあったんですが、空振り。 近くではダンゴで年無し釣っとるし…苦笑。 そこからエサトリ[…]
なので砂は間違えると1日を無駄にしかねないので、慎重に選ぶことが大切です。
また、季節や場所によっても適切な砂の粒度があるので、そこも加味していかないといけないです。
皆さんも自分に合った、砂をぜひ探してみてください!
僕なりの紀州釣りダンゴのオリジナル配合はこちら↓(画像差し替えました!)
僕の紀州釣りタックルはこちら↓
僕のウキの使い分けはこちら↓